「中退」の重荷 不合格より残酷
「中退」の重荷 不合格より残酷
久しぶりに履歴書を手に取りました。といっても、転職のためではなく、取材先で聞いた言葉を改めて確認するためです。
「高校受験で不合格になっても、それを履歴書に書く必要はない。しかし、入学後に中退すれば、その生徒は一生履歴書に『高校中退』と書かれることになる」
参院議員の義家弘介氏はこう話します。自身も高校中退の経歴を持ち、「ヤンキー先生」の通称も有名です。義家氏は「不合格より、中退の方が残酷だ」と強調するのです。
神奈川県立神田高校で、受験生を茶髪やピアスといった外見で不合格にしていたことが分かりました。メディアではさまざまな意見が飛び交っています。「公立高が受け入れてやらなければ、彼らはどこにいけばいいのか」。高校全入を前提にした、そんな“やさしい”声も目立ちました。
「荒れた生徒の多くは進学意思が希薄で、親の希望など大人の都合で受験する」と義家氏。「落ちたら、その生徒は覚悟すればいい。今度は自分の意思で受け直すか、その格好でもいいという学校を探すか。アルバイトでもしながら、自分を見つめ直したら…」
「15の春を泣かすな」。その代わりに、毎年100人以上が中退する課題校。生徒のためになるのはどちらか。外見での不合格の是非を超えて、大きな問いが残されているのを感じます。(光)
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000514-san-soci
