「初のクローン胚製造」の前に横たわる中国の“倫理問題”
北京で暮らしているとき、しばしば携帯電話にニセ学歴売買のセールスメールが入った。「有名大学の卒業証書、学位、MBA資格……、どんな学歴でもご用意します」といったセールストークと携帯電話番号が書かれている。(編集担当:水野陽子)
北京で暮らしているとき、しばしば携帯電話にニセ学歴売買のセールスメールが入った。「有名大学の卒業証書、学位、MBA資格……、どんな学歴でもご用意します」といったセールストークと携帯電話番号が書かれている。一度、どんな学歴がいくらで作ってもらえるのか知りたくて、中国人の友人に電話をかけてもらったことがある。「シカゴ大学GSBのMBA卒業証はいくらか?」「ハーバードのMBAなら5000元(約7万5000円)で作れる」……というような話である。意外に高いので、冗談でもつくろうという気にはならなかった。
その方面に詳しい知人にきくと“良心的”ニセ学歴証明書はその年度の指導教授の名前や人となり、卒業生名簿などもセット販売される。偶然に同期の卒業生と遭遇した場合、話題があわせられるように、というわけだ。
こんなお国がらだから、学歴詐称というのは珍しくもない。しかし、それが「中国で初のヒト・クローン胚に成功した科学者」となると世間の反応が違う。
山東省幹細胞工程技術センターの李建遠教授率いるチームが、パーキンソン病患者のリンパ球細胞を使ってヒト・クローン胚を5個つくるのに成功したと発表したのは2月2日。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090216-00000046-scn-cn
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