守ろう子どもたち:学童保育は今/5 将来不安で辞職相次ぐ /埼玉
◇経験必要な指導員だが…
「こういう生活は続けられない。辞めることにしました」。さいたま市緑区の障害児学童保育所「わんぱくクラブ」の指導員、遊間悠平さん(26)は、9月から訪問介護事業所のヘルパーに転職する。
指導員歴7年。午前10時から午後6時まで働いて月給は15万円に届かない。生活費のため勤務後や休日に介護系のアルバイトをこなす。県内の福祉系短大を卒業し、子供が好きでこの仕事を選んだはずが、20代後半になって将来が心配になったという。短大の同級生で指導員になった友人も「子供が生まれるから」と昨年10月に転職した。
さいたま市学童保育指導員会の平沢克子会長(47)は「昨年1年間で指導員の2割が退職した。次々採用して補充しているため、全体の半数が1?3年目の若い指導員です」と打ち明ける。
◇
7月1日、さいたま市の桜区役所。午前9時半から会議室で指導員の研修会が開かれていた。「ちゃんと家で食事しているか。騒いでいるのは心の奥に悩みや問題を抱えているからではないか。指導員もソーシャルワーカーなのです」。社会福祉士の言葉に集まった約30人が真剣に聴き入った。多くの指導員が子供の行動や心理を学んで専門性を高めようと、努力を続けている。
しかし、指導員が所属する労組「自治労さいたま市公共サービス職員ユニオン」の水野康子さん(59)は「学童保育はただ子供をみているだけと考えられていて、指導員の仕事に対する評価の低さが、待遇と関係している」と話す。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000101-mailo-l11
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