看護師不足が深刻化するなか、試験直前になっても応募者が10人と低迷し受験者確保に苦しんでいた大阪府立病院の看護師採用試験が6日、京都市や高松市などで始まった。地方試験は約30年ぶりの復活で6、7の両日にわたり計7都市で開催される。締め切り直前に応募者が相次ぎ、受験者は114人にまで急増した。看護師不足は全国的な傾向だが、採用人数の多い大都市病院が各地で試験開催することに、会場となった地方都市の関係者は危機感を募らせている。
看護師不足の背景は平成18年の診療報酬改定とされる。看護師を手厚く配置した病院に高い診療報酬が支払われる仕組みとなり、看護師確保競争が激化。勤務条件の良い一部の病院に人材が集中する傾向が強まっているという。
大阪府立5病院を運営する府立病院機構によると、今回行われる2次募集には約230人の採用予定に対し計114人が応募。このうち地方試験は京都、広島、高松、福岡など7都市で行われ、それぞれ1?10人の計29人が受験、13日には大阪府内の会場で85人が受験する。
京都会場ではこの日、10人が受験。控室から1人ずつ呼び出されると、緊張した表情で試験会場に入り、15分程度の面接に臨んでいた。今月下旬に行われる京都市立病院の試験も受けるという京都府医師会看護専門学校の女子学生(23)は「京都には専門病院が少ないが、大阪府立病院には自分のやりたい仕事があって魅力的」と話していた。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080906-00000116-san-soci
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